代表挨拶

~地球で遊び、学び、つながり、豊かな人生を~
子どもから大人まで参加型のコミュニティーを作っていくのが私たちの希望です

子どもを育てる母親として、毎日がまるでお祭りのように慌ただしく過ぎていきます。でも、一人ではできないことも多く、周りの助けが必要だと日々感じています。

母親たちは「自分の時間」をもらっても、自分のためだけに使うのが苦手なことが多いですよね。でも、みんなで順番に時間を分け合い、お互いに支え合うことができれば、もっと良いサイクルが生まれるのではないでしょうか。親が心も体も整えば、それは自然と子どもにも伝わり、家庭全体がより健やかになると私は考えています。

また、子どもたちにとって、家族以外の大人と関わることはとても大切です。地域の人々や子どもの居場所を通じて、多様な価値観や知識に触れることで、子どもたちは学ぶ楽しさを知り、自ら考え、行動できる力を身につけていきます。学習支援を通じて新しい知識を得たり、食を通じて健康の大切さを学んだり、文化の継承を通して自分のルーツを知ることもできます。そうした経験の積み重ねが、子どもたちの視野を広げ、より豊かな人間関係を築く力となります。

こうして多くの人とのつながりの中で育った子どもたちは、やがて自分の可能性を信じ、自信を持って未来へ進んでいくのではないでしょうか。そして、彼らが成長し、次の世代へとその学びや経験を受け継いでいくことで、よりよい社会が生まれると信じています。

そんな思いから、私は現在の活動を続けています。毎日がにぎやかですが、自然に触れ、おいしいご飯を食べ、たっぷり眠り、たくさん遊ぶ。そんな環境の中で、子どもたちがのびのびと成長し、未来へと羽ばたいていくことを願っています。

子どもたちの安心できる居場所を目指して

私たちの子どもの居場所は、大人も子どもも気軽に立ち寄れ、安心して過ごせる場所を目指しています。家庭や学校以外にも「自分の居場所」があることは、子どもたちの成長にとても大切です。そのため、地域の皆さんと協力しながら、子どもたちを温かく見守る環境を作っていきたいと考えています。

また、チャーアシビーハウスでは、おやつを提供していますが、単なる「お菓子」としてではなく、成長期の子どもにとって必要な栄養を補う「補食」としての役割を意識しています。さらに、学校から帰ってきた後に歯磨きを習慣づけることで、健康な歯を守る大切さも伝えています。

定期的に開催する子ども食堂では、地域の子どもたちが一人で食事をする“孤食”を減らすとともに、保護者の皆さんが少しでも自分の時間を確保できるような場にしたいと考えています。さらに、チャーアシビーハウスで食べるだけでなく、希望する家庭には持ち帰り用の食事を用意し、忙しい保護者の負担を軽減し、家族で食卓を囲む時間を増やせるよう配慮しています。

また、文化継承の一環として「北谷町子どもエイサー」の運営も行っています。練習の場を児童館にすることで、多くの子どもたちが沖縄の伝統文化に触れる機会を得られるようにし、地域の文化を学ぶきっかけを作っています。さらに、出演の機会を増やすことで、子どもたちのモチベーションを高め、地域とのつながりを深めることも目指しています。

そして、私たちは「体験格差をなくしたい」という強い思いを持っています。経済的な理由や家庭環境によって子どもたちの経験の幅が狭まることのないように、学びや遊びを通じてさまざまな体験ができる場を提供しています。すべての子どもたちが平等に多様な経験をし、自分の可能性を広げられるよう、地域の皆さんとともに支援していきたいと考えています。

子どもたちが笑顔で過ごせる居場所を作るために、今後ともご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。

※自分の時間を持つことは大切ですが、時に「わがまま」となってしまうこともあります。何事も限度があり、大切に思える範囲でのバランスが重要だと考えます。


最後に、私の子育てに協力してくれているすべての人に、心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

一般社団法人Cha-Ashibi
代表理事 稲嶺睦子